自慢のブレンドとプリンを頂く地下の秘密基地
2004年から営業しているという京都・藤井大丸すぐの喫茶店「御多福珈琲」。
店主はお話好きのようで、それぞれの個性を引き出し人同士をつなげるのもまた得意らしい。
訪れた日も初対面の方同士が花や草木の話で盛り上がるのを耳にしました。
難しい話はまとめて、さらには簡単な他己紹介をし、軌道に乗ればあとはそっとしておく。
絶妙な距離感で会話をしながらコーヒーを淹れる姿はいかにも喫茶店のマスターといった印象にうつらなくもない。
御多福で◯◯と話をした〜等、知らないところでもコミュニケーションの媒介となっているところに存在感の高さが伺えます。
名物は銀皿に盛られたプリン。
通常よりやや苦めに作られたようなカラメルと絡み合う程よい固さのプリンはコーヒーともよくあう。
飾らない空間で喋りたい時に喋り、時にはのんびりするのが良い。
地下という空間、基地のような空間がよりリラックスさせてくれているのかもしれません。
喫煙可なので、その辺り気になる方はご注意を。