日が変わっても開いてる京都らしいコーヒーショップ
京都のカフェといえばこんな感じという勝手なイメージがあったのですが、それを体現しているかのようなカフェが京都・木屋町の路地にある「ELEPHANT FACTORY COFFEE (エレファントファクトリーコーヒー)」。このサイトでも度々ご紹介している「ENJOY COFFEE TIME」が開催される元・立誠小学校にある「TRAVELING COFFEE」のすぐ近くに位置しています。
ガツンとくる深煎りのコーヒー
北海道の「豆灯(とうとう)」から週2回送っていただいているというコーヒー豆を使用したコーヒーと、サービスでついてくるチョコのコーティングがされたレーズンの相性が妙に良い。
秘密基地のような静かな空間では喋る声もついつい小声になってしまいまますが、こちらのお店では、むしろ好都合。ひとりでゆっくりと2人でも静かにゆっくりと。その方がしっくりくる。
また、どこか昔ながらの雰囲気を感じるのは喫煙可能だからでしょうか。
かと言って、たばこが苦手な人を全く寄せつけないのかといえばそんなことはなく、灰皿を渡す際には「周りの方へご配慮お願いします。」と一言添えてくれます。
それに効果があるのかは是非確かめてみてもらいたいのですが、完全に分煙・禁煙にするのに比べどこか人間味があるというか、それぞれの気持ち次第でうまくやっていく感じになんとも言えない心地良さを感じます。ですが、お店の方が言うように周りの方への配慮だけは忘れないように。
日付をまたいでも営業しているお店
13時からのオープンと少し遅いですが、夜の1時まで営業しているという点も見逃せないポイント。
本格的なお店で遅くまでというのも珍しいのでこの辺りも重宝する理由のひとつとなるかもしれません。
ガツンと来る深煎りのコーヒーとのんびりと過ごす至高の時間。空間も味も言うことなし。
路地をひとつ入ればこうしたお店が湧き出てくるのが京都の魅力のひとつ。
貧弱なお店では満足できない方には是非おすすめの「ELEPHANT FACTORY COFFEE (エレファントファクトリーコーヒー)」。
一度足を運んでみてください。
ちなみに店名は村上春樹の「象工場のハッピーエンド」に由来しているそうです。