こだわりが至る所に隠されたオープンな街角の食堂
オープンな「街角の食堂」のような場所を目指したという「ON THE CORNER (オン・ザ・コーナー)」に併設されたコーヒースタンド「No.8 BEAR POND」。
下北沢にある「BEAR POND ESPRESSO」と「partycompany Inc.」が共同で運営する場所で、奥の「ON THE CORNER」との相性も良い。
私自身後から知ったのですが、「No.8 BEAR POND」で注文した飲み物を「ON THE CORNER」で飲むのは全く問題ないそう。「ON THE CORNER」でフードを注文し、それを待つまでの間に「No.8 BEAR POND」のカフェラテやエスプレッソを味わうというのがここでの気分。
濃厚なエスプレッソによるカフェラテは是非とも味わっていただきたい。
内装を担当したのは野村訓市率いるtripster。
下北沢の系譜を引き継いだショップデザイン、そしてtripsterが常々思考する流行を意識した派手なことはおこなわないデザインは健在で、なんとも居心地の良い空間となっています。
そのショップの空気を作り出すのはお店側ではなく、そこを訪れるお客であり、いかにリラックスしてもらえるかを考えてサービスを行うべきで、デザインや設計はそれを補強する役割だとインタビューで語っており、そのあたりのこだわりも体感していただければと思います。
No.8 BEAR PONDという名前の由来
この「No.8 BEAR POND」という名前。
名前に数字をいれようというメンバーの提案から、
評価基準が10点満点中8点以上のコーヒー豆を使用していること、
partycompany Inc.の都内8店舗目の展開であること、
BEAR PONDとparty company Incのふたつの輪をつなげると8となること、
などと紐付いていき、この名前となったそう。ただ美味しいというだけでなく、隠れたストーリーがある場所に、惹かれてなりません。
「ON THE CORNER」とあわせて使い勝手の良いショップ。
自らカスタマイズし自分だけの心地良い時間をお過ごしください。