中之島でデンマークの伝統料理スモーブローを喰らう
大阪は中之島、重要文化財にも指定される歴史的建築物「中央図書館」内に併設された「Smørrebrød Kitchen Nakanoshima(スモーブローキッチン ナカノシマ)」。
大阪・福島にある”フードスケープ”を拠点とする料理開拓人・堀田裕介さん、ヨーロッパで修業したシェフ・葭谷真輝さん、「セイイチロウ ニシゾノ」の西園誠一郎さんという3者が集まりメニューを作り上げているということで注目度も高い。
スモーブローとは?
そもそもスモーブローってなんだ??
堀田裕介さんが「フードスケープ(foodscape!)」に続きオープンさせるショップがスモーブローをメインとしていると伺い、恥ずかしながら初めて耳にしたその食べ物に少し興味が湧いてきました。
簡単に言ってしまえば、スモーブローとはデンマークの伝統的な料理で、ライ麦パンにバターを塗りその上に食材を乗せて食べるというシンプルなもの。うーん。わかるといえばわかるが、実際にどんなものなかは少し想像し辛い…
「スモーブローキッチン」では、関西のローカル食材を発信する場所にしたいと想いから関西産のものを使用。
”フードスケープ”で作られたライ麦パンに、様々な組み合わせの食材が盛り付けられており、食材の強さを味わうことができます。
女性ばかりなのかと畏怖の念を抱きながら恐る恐るショップへと足を運びましたが、思った以上にバランスの取れており、また若い方だけでなく幅広い年齢層の方が来店されているよう。
スモーブローはもちろんなのですが、カフェオレにも是非チャレンジを。
グラスとコーヒー、ミルクがテーブルに運ばれてきて、濃さは自らで調節するという少しユニークな方法で楽しむことができます。
一気に混ぜてしまうか、最初はコーヒーを味わい途中からはミルク多めのカフェオレをといった具合にいろいろと試してみるとこれがなかなか面白い。
キッチンを中央にすえた空間はリラックスでき居心地も良く、総じて女性が好む空間・メニューではありますが、男性にも楽しんでいただきたい。中之島周辺を散歩した後、散歩する前の腹ごしらえとして良質な空間で美味しいコーヒーとデンマークの伝統料理を味わってみてはいかがでしょうか。
今後は店の前の敷地を使用し食材を育てるということも計画しているそうなのでそちらもお楽しみに。