”京都の朝はイノダから”
”京都の朝はイノダから”という言葉にふさわしい1940年創業の老舗喫茶店「イノダコーヒ」。
スターバックスが上陸した際にも、”異なる業態”であると我道を行き、地元の方に愛される喫茶店として今日も営業し続けています。
内装はさながらレストランのよう。天井も高く、窓がでかい。丸テーブルはゆったりしておりテラスも利用可能です。中には常連の方のための席もあるとかないとか…。
お店の方もシャツに蝶ネクタイと正装でスタンバイ。
イノダコーヒの代表的なコーヒー「アラビアの真珠」はモカコーヒーをベースにした深焙りブレンド。砂糖とミルクを先に入れておくのがイノダスタイル。
ブラックでももちろん大丈夫なのですが、まずはこのイノダスタイルを楽しんでみるのが良い。
本店のみで味わえる「京の朝食」はクロワッサンやサラダ、ハム、スクランブルエッグにジュース、コーヒーがセットになったリッチなものに。
セルフのスタンドが増えている中、フルサービスを堪能できる「イノダコーヒ」での体験はなかなか珍しいく少し良い気分で過ごすことができます。「京の朝食」以外にも、池波正太郎がエッセイで絶賛している「ビーフカツサンド」等メニューは豊富。コーヒーの種類も多い。
池波正太郎はさらにその雰囲気、造作、装飾、器物等にも言及し絶賛しています。京都へ行くたびに訪れるとも。
一度では味わえきれないイノダの魅力。
名物を掘りつつ何度でも楽しみたい名店です。